
はあ、はあ、はあ、ここまで逃げれば安心か・・・。ここならグーグルの魔の手が届かず・・・。
さて、スマホには「位置情報取得を無効にする」という設定がありますが、はたして無効にできるのでしょうか? アップルと一般的なアンドロイドに関していえば、答えな「NO」です。そう、なんとユーザーの同意なしに位置情報を吸い上げています。ただしこれは日本の政府や組織がやっているのではなくて、「プリズム」などの上位組織がやっています。これは基本的に超法規的に違法なことばかりをやっている組織なので、防衛するにはスマホを捨てるしか方法がありません。なので、あまりにも非現実的だからとりあえずは無視。
上の話は「WIFIスキャニング」という話と絡んでいます。これ自体はごくフツーの機能であって、WIFIにつなぐ際に当たり前だけど電波を発して、使用可能な範囲内にあるWIFIを文字通りにスキャンしているのです。これにはデバイスごとに固有のMACアドレス(マックとは無関係)というハードウェアの識別ID、WIFIの強度、IPアドレスから割り出した、およおのデバイスの位置情報などをやり取りしています。これらをやりとししないと、そもそもWIFIスキャン自体ができないので、それ自体は不気味ではあるけども、まあ問題ないです。平均して毎日1000回以上のスキャニングがなされていると思ってほぼ正解です。
問題なのは、匿名性がほぼ皆無であるという点。不倫で密会中のカップルさんや、密談中の政治家、あるいは軍事作戦を立案中の大統領と将軍などの執務室、にまでこのデータ収集はたやすく侵入しています(ただし、アメリカのホワイトハウスはおそらくこれを遮断しているはず)。
このようなどこかの山の中の山頂においても、WIFIスキャニングは自動で動き続けています。ただしあたしはVPNマニアになってしまったので、IPアドレスを基本的には防衛していますから、正確な位置情報は把握が比較的難しくなります。一方で、「今、山中城址に来ています^^」などとインスタにアップしていたら、その意味もあまりないのですけどね。。。
それではスマホを使っている限りは、あたしたちのプライバシーはゼロなのでしょうか? それは違います。「リナックス」というOSをベースにした、「パイン」というスマホがあります。価格は改造費込みでだいたい3〜4万円くらい。実態としてはアンドロイドフォンに近く、使えないものは「アップルストア全て」「グーグルサービス全て」ですが、他は使えます。メールなどはプロトンメールで十分でしょうし、ほかにも無数にあります。グーグルマップを削除しても、地図アプリはほかにもいくつかありますし、カレンダーなどもそのスマホでしか動かないもので問題ないでしょう。基本的に、全てのクラウドサービスは根本的にセキュリティに問題があり、これを回避することはできません。
今回の話の最後に、絶対に名前を入力すべきではないサービスを列挙します。
・フェイスブック
・インスタグラム
・fbメッセンジャー
・What is up
これらのアプリに実際の名前を入力していたら、ものすごくやばいです。繰り返しますが、メッセンジャーなら「シグナル」「テレグラム」の二択しかありえません。
ちなみに、追跡を回避するのは、犯罪行為のためでは断じてありません。また、一般的な人がアルファベット3文字系の組織に個人的に追跡されている可能性もほぼ無いに等しいでしょう。また、パスポートや保険証はそもそも一切偽造できませんし、それらは犯罪です。ここで扱っているのはそういう正当性を一応は持っている政府によるデータ収集ではなくて、グーグルやフェイスブックなどの政府の組織ですらない、一介の組織が違法に情報を収集している状況から逃れるためです。
最近、アンドロイドフォンで昔知り合いが使っていたものを入手したので、OSを削除してからリナックスを入れて試してみますね^^v では楽しい紅葉やクリスマスなどを満喫してくださいませ☆
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