
播磨灘物語(司馬遼太郎さん筆) を読み終わって。
*長くてゴメンナサイ。
上下の2冊くらいかな〜と思って気軽に手を出した司馬遼太郎さんのこの作品。
意外にも4冊で全部で1200ページくらいの長編だった^^;
私は実は数えるほどしか国内を旅したことがなくて(海外もあまり国数は多くないですけども・・・)、
「播州」と言われても「え、どこそれ@@??」という感じで、
手元の戦国時代地図を調べながら読み進めてました。
播州自体は、だいたい今の兵庫県周辺・・・なのかな。
実はまだ訪れたことがなく><
物語自体の主人公は「黒田勘兵衛」さんなんですが、
3〜4巻あたりから秀吉さんがメインになってる気がします。
あと1〜2巻は竹中半兵衛さんも大活躍でいい感じ。
勘兵衛さんを形容するのに「涼やかな」とついているのがすごく好き。
4巻あたりで毛利さんとこと秀吉さん+勘兵衛さんが速攻で和解して、
例の有名な「水上切腹」の後で、
これもまた今さらだけども「中国地方から京都へ大返し」という劇的なシーンへ。
ここらへんはちょうどコミック「センゴク」の「一統記」の描写と酷似していて、
比べながら読んでると面白かったです。
北陸の柴田勝家さんにその下についている前田利家さんと佐々さんや、丹羽さんとかはまだしも、
関東方面にいた滝川さんってのが前からよくわからないんですよね(・・;
それ系のコミックでも小説でも、滝川さんが登場しているのはほとんど記憶にないです・・・。
そういうわけで、いつものことながらどうしても京都と西日本が舞台にはなっちゃうんですけども、
とても面白い作品でした。司馬さんの小説で退屈に思ったものって一冊もないのですが、
この作品も安定の面白さ〜☆
ただ、私は豊臣贔屓な人で、徳川嫌いなんでそこだけごめんなさい(ーー;
あ、そうだ。勘兵衛さんはその最後の名前は「如水」。
これはとても大切なことな気がするから、記しておこう・・・。
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