あのときのわたしは受け入れられるだけの寛容さがなくて、
お互いに余裕もなくて、本当に最後はすれ違いで心からの話し合いもできないままに、
ずっと心のどこかで燻っていた罪悪感・・・(当時なりにベストではったと思うけども、それでも・・・)。
気が付いたら6年も経っていた。
でも今年は、そういったいろいろなわだかまりとか、人間関係を
いろいろな意味でポジティブにもっていこうと決めたし、
少し前の「奇跡的な出会い(日記:太陽の女神参照)」とかもあったから、
とにかく年内には一度会いたいと思っていた。
正直、すっごく緊張していたし、とても不安だったけれど、
お互いに「時」が全てを水に流してくれたかのようで、ほんとに楽しい1日だった。
彼女の自宅から軽く歩いて、夜の浅草で気持ちいい夜風に吹かれながら、
広くもなかったいっしょの部屋で寝泊まりしていた2年間の想い出がいろいろと記憶を駆け抜けた。
久しぶりにしゃべる彼女の声はどことなく中世ヨーロッパの森の奥の妖精みたいだと思った。
無数に置いてある様々な楽器やルネサンス前期の絵画のせいかもしれない。
音楽の女神に愛されている彼女は、不可思議な癒しに包まれていた。
夢を追うことは間違いじゃない。諦めるのは間違いだ。あたしも、まだ夢を追う。
彼女とは今後いろいろな絵を見に行ったり、音楽を聴きに行ったりしたい。
*ほぼ実話に若干の創作を添えて
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