2013/7/5 1:52
(*きっと、ものがたり)
そのときあたしは歌舞伎町のとある場所で、立ったまま携帯でしゃっべてた。
夜の1時過ぎに一人で考えごとをしたいときに好んで立ち寄っていた場所で、
街を歩いている全然知らない人たちをなんとなく眺めながらほっとしてた。
そんな夜はいつも数人の人に電話をして、気を紛らわしていた。
キャッチホンにしてるから用事が入ってもすぐに対応できるし。
その日もお気に入りの立ち位置で黒いカバンは足元において1時間くらい話しこんでた。
ふと知らない人に話しかけられた。
「キミ、パスポートは?」
「はい?え?パスポート??」
「そう、持っていますよね?」
「いや、まぁ・・・ もちろんありますけど・・・」
「じゃあ見せてもらえるかな。コピーでもいいから」
「あの、パスポートはもちろん持っていますけど、自宅にちゃんと置いてあるんですけど・・・。」
「本当にパスポートあるの!? キミはどこの国の人ですか? A? B? C?」
「どこって言われましても、なんていうか日本ですけど・・・」
「あれ、日本の方でしたか。これはどうも失礼いたしました。」
「はぁ、わかりました・・・。」
これで三回目だ。いつの日か、書き記す機会があったら日記みたいにしておこう・・・。
(*きっと、ものがたり)
そのときあたしは歌舞伎町のとある場所で、立ったまま携帯でしゃっべてた。
夜の1時過ぎに一人で考えごとをしたいときに好んで立ち寄っていた場所で、
街を歩いている全然知らない人たちをなんとなく眺めながらほっとしてた。
そんな夜はいつも数人の人に電話をして、気を紛らわしていた。
キャッチホンにしてるから用事が入ってもすぐに対応できるし。
その日もお気に入りの立ち位置で黒いカバンは足元において1時間くらい話しこんでた。
ふと知らない人に話しかけられた。
「キミ、パスポートは?」
「はい?え?パスポート??」
「そう、持っていますよね?」
「いや、まぁ・・・ もちろんありますけど・・・」
「じゃあ見せてもらえるかな。コピーでもいいから」
「あの、パスポートはもちろん持っていますけど、自宅にちゃんと置いてあるんですけど・・・。」
「本当にパスポートあるの!? キミはどこの国の人ですか? A? B? C?」
「どこって言われましても、なんていうか日本ですけど・・・」
「あれ、日本の方でしたか。これはどうも失礼いたしました。」
「はぁ、わかりました・・・。」
これで三回目だ。いつの日か、書き記す機会があったら日記みたいにしておこう・・・。


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